紅茶 種類

セイロン・ファイブ・カインズ

セイロン・ファイブ・カインズは、ウヴァ、ヌワラエリヤ、ディンブラ、キャンディ、ルフナの5種のことを差します。

ウヴァやディンブラはハイグロウンティーとして有名で、御存じの方も多いと思います。

ルフナは、主にアラブ諸国で好まれています。

日本でも馴染みのある、ヌワラエリヤとキャンディについてまとめてみました。

 

◆ヌワラエリヤ

ヌワラエリヤはセイロンティーの中でも、標高1800メートルという最高地の山岳地帯で作られるハイグロウンティーです。

また、茶葉の生産地であると同時に、英領時代からの避暑地『リトルイングランド』としても知られています。

 

標高が高いため昼夜の寒暖差が大きくなり、そのために茶葉の中のタンニンという渋みの成分と、テアニンという甘みを作る成分がバランスよく含まれるようになります。

濃厚な渋みという特性を紅茶の香りに生かすために、発酵を弱めたり、茶葉の大きさをBOP(ブロークン・オレンジ・ペコー)ではなくOP(オレンジ・ペコー)にしたりと、製造工程をさまざまに工夫しています。

 

水色は淡いオレンジ色で、味はすっきりしています。

ヌワラエリヤの最大の特徴は花のような香りです。

この特有な香りを堪能するためには、ストレートでいただきましょう。

 

クオリティーシーズンは1・2月で、この時季の茶葉は水色が薄い反面、華やかな香りが口の中一杯に広がります。

 

高品質なものはダージリンにも似た強く華やかな香気があることから「セイロン紅茶のシャンパン」とも呼ばれています。

 

◆キャンディ

キャンディは標高600メートル前後のところでとれる、ミディアムグロウンティーです。

セイロンティーの中では最も古くから紅茶が栽培されています。

 

キャンディの特徴はその美しい水色にあります。澄んだ輝くような赤色をしています。

クセの無いしっかりとした味で、ミルクティーやアイスティーにもよく合います。