紅茶 種類

ゴールデンチップとシルバーチップ

チップというのは、芯芽のことを言います。

茶葉の先端の、まだ葉が開いていない、くるんと丸まった状態の芽の部分のことです。

この新芽の外側には白い産毛が密生していて、葉が成長するにしたがって、産毛は脱落していきます。

 

この、産毛の密生している白い芯芽は、中国では「白亳(パイオウ)」と呼ばれており、これが紅茶のグレードにあるペコーの語源になったとも言われています。

 

芯芽を自然に乾燥させたものをシルバーチップといい、シルバーチップを紅茶液で染め、金色に仕上げたものをゴールデンチップと言います。

ゴールデンチップのみを集めたものがゴ−ルデンチップス、シルバーチップを集めたものがシルバーチップスとなります。

シルバーチップやゴールデンチップは、スリランカでごく僅かしか収穫されないため、希少価値があり、高級品とされています。

 

茶葉は1〜2センチの長さの針のような形をしています。

味や香りはごく淡く、紅茶としての特徴はあまりみられません。

ゴールデンチップだけの紅茶よりも、ゴールデンチップのたくさん入っている紅茶の方が美味しく感じる方が多いのはこのためです。

含まれるゴールデンチップの量が多くなるほど、紅茶としては高級品となります。

ゴールデンチップが含まれるのはフルリーフタイプだけでなく、ゴールデンチップまでも一緒に砕いた大変贅沢なGBOP(ゴールデン・ブロークン・オレンジ・ペコー)があります。

 

アラブの上流階級では、成長点信仰により、不老長寿や滋養強壮など、強壮剤的な用いられ方で珍重されています。